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奇妙で、不思議で、おぞましい

『ラベルのない缶詰をめぐる冒険』

 
読み終わりました。
 
ここからそんな風に行くのか!!
 
という予想外の展開にびっくり。
 
衝撃的で
 
おぞましさも感じさせる展開
 
夜に読んだことを後悔しましたが
 
そのうち続きが気になって慣れました( ´ ▽ ` )笑
 
 
後半はハラハラドキドキ
 
スリルがあって
 
一気に駆け抜けるように読みました。
 
 
何気ない日常の光景から
 
ここまで広げていくのはすごいです。
 
 
“誰も信じようとしないなら、
 
聞くことさえしようとしないなら、
 
真実なんてなんの役にも立たない。
 
嘘のほうがましだ。
 
みんな、嘘を信じるほうが好きなのかもしれない。
 
嘘のほうがもっともらしくて、
 
納得がいくのかもしれない。”
 
 
印象に残ったフレーズです。
 
 
真実ってなんだろう
 
誰も信じない真実なら
 
嘘と同じなのかな
 
 
みんなが信じる嘘は
 
真実になるのかな
 
 
“嘘のほうがもっともらしくて
 
納得がいくのかもしれない。”
 
 
薄々感づいていても
 
気のせいと言い聞かせて
 
納得の行く嘘を信じ続けていたり
 
 
そうして信じられない真実から
 
目を背けていたり
 
 
そういうこともきっと
 
たくさんあるんだろうなと思いました。
 
気付かずに嘘を真実と思って
 
信じていたりね。
 
そう思うと怖いな。
 
 
信じられないようなことが
 
意外と真実だったりするのかも。
 
 
色々考えさせられるフレーズでした。