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絵も英語も上達の近道は子どもに聞くこと

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こんにちは、Haruです。

 

絵も英語も、私が上達しようと取り組んできたことですが、どちらにも共通する経験がありました。

それが「上手くなりたかったら子どもに聞くこと」です。

 

大学生の時、保育園の子ども達に言われたこと

 

まずは絵についての経験です。

私が通っていた大学は管理栄養士の養成校で、4年生の時に保育園での実習がありました。

1週間保育園で業務をさせてもらいながら、実践的に学ばせていただくというものです。

園児達に自分で立てた献立を提供させていただくことに加え、実習が8月だったので、実習先の栄養士さんから「野菜の日(8/31)にちなんで栄養教育をしてほしい」という課題を頂きました。

 

そこで私は「おいしい夏野菜の選び方」をテーマに、画用紙を使って手書きで媒体を作って、子ども達にお話しすることにしました。

 

そして迎えた栄養教育の当日。

緊張しつつ、子ども達の前で画用紙を見せながら説明していきます。

作った媒体はこんな感じでクイズ形式で進めていくものでした。

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10年位前のものなので非常に恥ずかしいですが…笑

1枚ずつ見せながら、「これは何の野菜でしょう?」と問いかけると、素直な子ども達は「とまとー!」「きゅうりー!」と元気よく答えてくれました。

 

反応してもらえることにほっとし、一見順調に思えましたが、4つ目の野菜で異変が起こります。

 

私「これは何の野菜でしょう?」

子ども達「きゃべつー!」

 

ん?

 

キャベツ??

 

その時私が手にしていたのはこれでした。

 

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レタス。

 

ごめん、レタスのつもりで描いたんだ…

 

わかりづらくてごめんよ…

 

そもそもカタカナって保育園児は読めるんだっけ?

もしかして小学校に入ってから?

と今になって思いましたが、当時はそんなことには気づかず、

(レタスって書いてるのにキャベツって言われた…本当にキャベツにしか見えなかったんだ…)

とまあまあ落ち込みました。笑

それと共に

(やっぱりダメだったかーー)

と反省しました。

なぜなら、自分でも描いてみた時に

(ん…?キャベツっぽい…?)

と頭をよぎったからです。

 

それまでレタスを描いたことはなかったのですが、急いでいたので自分のイメージで何となく描いてみたら、出来上がった絵はどこかキャベツっぽい。

しかし、その時期ものすごく忙しかったのと、媒体作りに予想以上に時間がかかってしまったので、やり直している時間がなく、

(もうこれでいいか!なんとかなるはず!)

と妥協してしまったのです。

 それが子ども達に見抜かれてしまいました。

 

きっとある程度の年齢以上だったら、横に「レタス」と書いていたら

(キャベツっぽいな…)

と思っても「レタス」と言うと思います。

相手を慮ったり空気を読んだりする気持ちが働くからです。

それも素敵なことですが、時には率直な意見をもらった方が良い場合もあります。

ちゃんと自分が意図したものに見えるかどうか確認するために、素直に思ったことを言ってくれる子ども達に聞いてみるのはとても有効だと思います。

 

このことで反省し、後日レタスの写真を見ながら描き直したのがこちら。

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どうでしょうか?

比べて見ると先ほどのよりはレタス感が増したのではないでしょうか。

いや、どうだろう。キャベツって言われたらキャベツに見えるかも...

見てたらちょっと自信がなくなってきました。笑

10年前のものなので大目に見て頂けると幸いです。笑

 

この件があってから、描いたことのないものは必ず実物や写真を参考にして描くようにしようと決め、現在もそうしています。

そしてそれは上達にも繋がっている気がします。

資料は本当に大事!

デフォルメが上手な方は大抵リアルな絵も上手なので、やっぱりまずそのものをしっかり捉えて、その後自分流にアレンジするのが大事なのかなと感じています。

当時はちょっとショックでしたが笑、気付かせてくれた子ども達には感謝です。

 

去年描いた果物の絵も、デフォルメはしてますが写真を参考にしながら描きました。

不自然じゃないように、レモンの房の数は通常何個なのかを調べてみたりもしました。

絵に描こうとすると、あれ、ここどうだったっけ?と普段気にしていなかった部分にも目が行くようになるので、色々気付けて面白いです。

 

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自分では桃がお気に入り。

 

以前似顔絵のご依頼を頂いた時も、クライアントさんが甥っ子さんに見せたらちゃんと認識してもらえたと伺って、すごくほっとした覚えがあります。笑

 

英語は子どもと話すことが上達の近道

 

これは留学エージェントの英会話レッスンに通っていた時に言われたことです。

”自分が英語のネイティブスピーカーに対して間違った英語を話した時に、大人には通じても、子どもには通じないことがある。

それは大人と違って経験上から補足したり、推測したりすることが難しいから。

だから子どもに通じるかどうかで自分の英語が正しいかどうかチェックできる。”

と教えてもらいました。

 

実際私が初めて留学した時は、ホームステイ先に10歳の女の子がいて、一緒にゲームしたりして遊ぶことがあったのですが、時々言葉が通じないことがありました。

ホストマザーと話している時はあまりそんなことはなかったのですが、やっぱり子ども相手の場合は発音や文法がある程度しっかりしていないと通じないんだなと感じた経験です。

 

通じなかった英語は大体自分でも自信がなかったところだったので、後で発音を見直したり、あやふやだった文法を見直したりと勉強するのに役立ちました。

 

通じるかどうかが自分が話している英語が正しいかどうかのフィードバックになるので、留学先などで身近に子どもがいる場合は、積極的に話してみるのは正しい英語を身に付けるのに効果的だと思います。

 

素直な意見をもらうのは大切

 

何か始めようとする時、最初はまず好きになって、楽しむことが大切だと思いますが、上達しようとした時に的確なフィードバックをもらうのは重要だと思います。

その点で、私の場合子ども達にフィードバックをもらえたことは、その後にとても役立ちました。

ショックを受けることも多々あるので勇気は必要ですが、笑

子どもに限らず、率直な意見をもらって、それを素直に受け止めて、改善に繋げていくのは大切なことですね。

過去を振り返ってみてそういえばそうだったなぁーと気付くことも多かったので、私もまた今後に生かしていきます^^