私が絵を描くことを好きでいられた理由
小さい頃から絵を描くのは好きでしたが、昔の絵を見ると決して上手くはなく、今見ると思わず目を背けたくなるようなものもあります。
恥ずかしすぎて。笑
しかもその絵を描いた時の自分は「上手く描けた!\(^^)/」って思っていたりしました。笑
「好きこそものの上手なれ」と言いますが、私が絵を描くことをずっと好きでいられたのは、そんな下手な絵でも、褒めてくれる人がいたから。
好きでいられたから続けることができて、その結果少しずつ上達することができました。
特にデジタルで絵を描き始めてからネットで知り合った方々には、いつも温かい言葉をかけていただいて、可愛がっていただいて、今でも本当に感謝しています。
私がデジタルで絵を描き始めたのは、小学校6年生くらいの頃。
その頃はまだパソコンが家庭に普及し始めたくらいだったのですが、うちの母が新しいもの好きだったので、家には比較的早くパソコンが来ました。
それからはわくわくが止まらなくて、Windowsプリセットのペイントで、マウスを使って絵を描いたりしていたのですが、段々物足りなくなって、PIXIAという無料のペイントソフトを使って描いたり、当時よく見に行っていたホームページのお絵描き掲示板で描いたりしていました。
その頃ポストペットのモモちゃんが大好きだったので、よく遊びに行っていたのはポストペットのファンサイト。
そこのお絵描き掲示板にもよくお邪魔していて描かせてもらっていたのですが、常連さんがいつもコメントで褒めてくれたのです。
小学生でそこに出入りしている子もほぼいなかったので、管理人さんにも常連さんにも可愛がってもらい、プリクラ交換しようとリアルでお手紙のやりとりをしたこともありました。
嬉しかったので、そのお手紙は今でも取ってあります。
今見ると当時の絵はすごく下手なのですが、それでもいつも温かい言葉をかけて下さった方々がいたから、嬉しくなって、楽しく絵を描き続けることができました。
もし、1度でも「下手くそだな」とか言われていたら、もう描いていなかったかもしれません。笑
好きなことをずっと好きでいられたのは、そいういった方たちの温かい気持ちと、優しさのおかげだな、と振り返ってしみじみ思います。
そんな環境が周りにあったことは幸運で、好きなことを好きでいられるのは当たり前ではないんだな、と感じました。
今までたくさん頂いてきた幸せや喜びや楽しさを、今度は私が返せるように。
感謝の気持ちを忘れず、素敵なものをつくって届けていきたいです*°