1ヶ月間北米とヨーロッパを旅した時のこと ー モントリオール編① ー
オタワを離れて次に向かったのは、ケベック州の中心都市、モントリオール。
ケベック州はカナダの中でもフランス語が共用語とされている地域です。
初めての英語以外の言葉が話される土地にどきどきわくわくしながら、4泊5日の滞在が始まりました。
前回までのお話はこちら。
オタワからモントリオールまでは、グレイハウンドバスで向かいました。
片道C$27.69。
お昼に出発して14:40頃到着。約2時間40分で着きました。
これまでの移動距離を考えるとあっという間!
ケベック州に入ると、街中のサインなどの表記もフランス語メインに変わり、旅行中初めて外国に来たんだなという感覚になりました。
モントリオールではAuberge Bishopというホステルに泊まりました。
https://aubergebishop.ca/hostel
モントリオールの中心部にあって、どこに行くにも便利な立地。
近くにレンタルサイクルの駐輪場があって、宿泊者で利用している人も多いようでした。
建物も歴史を感じるレトロでおしゃれな感じで、好きな雰囲気。
私が泊まったのは女性専用9名の禁煙ドミトリー。
4泊5日朝食付きでC$92.00でした。
レトロな建物なのでエレベーターはなく、階段も狭くてカーブがかかっていたりしたので、重い荷物を持って運ぶのは中々大変でした。
着いた時はホステルの方が手伝ってくれたり、帰りも通りがかった男の子が途中手伝ってくれたりして助かった。
宿としては全体的に良かったのですが、滞在中に朝出かけようとエントランスを通った時、マリファナの臭い(!)がしたことがあり、スタッフが吸っていたっぽかったので、そこがちょっと怖かった。
また泊まりたいとか、誰かにおすすめしようとかは思わないかな...。
それ以外は良かっただけに残念。
マリファナの臭いなんてカナダに行くまで知りませんでしたが、カナダにいる時は普通に道を歩いているとどこかから臭いがしてきたりしました。めっちゃ臭い。
初めて嗅いだ時(これはやばいやつな気がする...!!)と頭の中でアラートが鳴ったのですが、後々本当にそうだったと知りました。
韓国人の友達も同じことを言っていて、本能的に危険を察知するものなんだなぁと思いました。
カナダでももちろん違法なのですが、現地の方に聞くと家で大量に栽培していたり、売ったりしていない限りは、警察もあまり取沙汰しないということでした。
あとお祭り会場では必ず誰かが吸ってて臭い。
今改めてカナダのマリファナ事情について調べてみたら、2018年10月からなんと合法化されたようですね...!
この記事を読んで衝撃を受けました。
所持・使用に加え栽培してもいいのか...。
文化が違いすぎてびっくりします。
そういう部分とは距離を置きたい。。
この記事にもあるように、マリファナが配合されたチョコレートやキャンディーなどを、知らずにお土産として買ってくるなんてことがないようにしないと…!
うっかり法律違反なんて怖すぎる...。
カナダに行く際は十分注意しようと思います。
有名なシュワルツ(Schwartz's)で夜ご飯
私より先にカルガリーを出発して旅行中だった語学学校の友達2人が、丁度同じ時期にモントリオールにいたので、1日目の夜に合流することに。
友達の1人がモントリオールに行くなら、とおすすめされたというサンドイッチを食べに、シュワルツというお店へ。
お店で待ち合わせだったので暗い中知らない道を歩くのはちょっと怖かったですが、なんとか辿り着けました。
混んでいて行列ができていましたが、せっかくなので並んで待ちました。
スモークミートサンドイッチというお肉がぎっしり挟まれたサンドイッチが有名だそうなので、それぞれ注文してイートイン。
そのサンドイッチがこちら。
ボリューミー!!
お肉の分量がすごい。
最早サンドイッチなのかわからない…
お肉にパンが添えてあるという感じ。
お腹がぺこぺこだったのもあり、3人で「美味しい!!」と食べていたのですが、さすがに量が多く同じ味が続くので、途中で飽きてしまった。。
完食はしたけど、2人で1つをシェアするとかの方が良さそう。
お店のHPはこちら。
イートインのお店と、テイクアウトのお店が並んでいます。
お腹がいっぱいになったところでこの日は解散。
友人2人も次の日も滞在するとのことだったので、また一緒に観光をすることに。
ノートルダム大聖堂
ここは絶対行きたいよね!ということで、翌日はノートルダム大聖堂の前で待ち合わせ。
快晴で気持ちのいい天気でした。
大聖堂の前にあったモニュメント。
大聖堂の正面。
中には入口で料金を払って入ります。
有名スポットだけあってこの日もたくさんの観光客が訪れていました。
中に入ると美しい祭壇。
光が綺麗。
階段の装飾もすごかった。
下から天井までの大きなレリーフ。
カトリックの教会はどこも装飾が豪華。
並んでいるキャンドルも綺麗でした。
ベーグルカフェでランチ
一通り見学した後、お腹が空いたので、友人が調べてくれたベーグル屋さんに行くことに。
途中通りがかった立派な建物。
10月だったので葉っぱも大分色づいてきていました。
落書きがかわいい。
途中道に迷って、近くにいた工事現場の方に聞いたのですが、英語を話さない人だった!
なので私はひたすら英語で道を聞いて、相手はひたすらフランス語とジェスチャーで教えてくれたのですが、なぜか意思の疎通ができました!笑
言葉は違っても同じ人間だからやっぱり通じるものがあるんだなあと何だか感動しました✧*。
そんなこんなで無事到着!
お店の看板がベーグルです。
私はスモークサーモンのベーグルサンドを注文。
玉ねぎはちょっと辛かったけど美味しかった。
お腹いっぱいになったので、歩いて公園に行ってみることに。
モン・ロワイヤル(Mount Royal Park)
モントリオールの街が一望できるという公園。
緑がいっぱいの山道を登っていきます。
木々の間から差し込む光に、透ける葉の色が綺麗。
途中でカナダの国旗みたいな葉っぱを見つけました。
真っ赤!
ここにもリスがいた。
至近距離で撮影。
カラフルな葉っぱの絨毯。
夏と秋が同居しているような不思議な空間。
まだまだ登って行きます。
少し日が傾いてきて、葉っぱの色も変化。
この色もすごく綺麗。
色々寄り道したり、ゆっくり散策しながら登って行きます。
ようやく頂上に到着!
モントリオールの街が見渡せます。
雲一つない青空。
後姿のシルエットが同じ。笑
何を指してるかわからないけど撮ってみた。
広場ではドローンを飛ばしている人もいました。
ドローンって結構音がうるさいんだな...。
その後また山を下りていくと開けた場所がありました。
池に映る夕暮れの空がとても綺麗*°
ベンチがあったので少しのんびりして、夜ご飯を食べに再びダウンタウンの方へ。
カナダの名物プーティン
カナダに住んでいたと言うと、よく「カナダ料理って何?」と聞かれますが、移民の国なのであまりカナダ料理というものがありません。
イメージで「メープルシロップ?」と聞かれたりもしますが、実際住んでみるとそんなに日常でもメープルシロップを食べる機会はありませんでした。
産地がカナダ東部の方で、私が住んでいたカルガリーは西の方というのもあるのかもしれませんが。
そんな中で、私が唯一知っているカナダ料理がプーティン。
フライドポテトにグレイビーソースと粒状のチェダーチーズがかかっている料理で、ケベック州が発祥だそうです。
最初知った時は、(ただでさえカロリーの高いフライドポテトに、ソースとチーズをかけるなんて恐ろしいな...日本人にはない発想だわ...)と思いましたが、美味しいものを組み合わせているので美味しいです。笑
食べる時はカロリーのことは忘れるのがおすすめです。
カナダに10年以上住んでいる日本人の友人が、「特にモントリオールのプーティンは美味しいから絶対食べた方がいい!」と言っていたので、滞在中に絶対食べに行こうと思っていました。
そんなわけで、この日の夜に3人で夜ご飯にプーティンを食べに行くことに。
友人がお店を調べてくれました。
ダウンタウンの方に戻るとノートルダム大聖堂がライトアップされていました。
夜になるとまた雰囲気が違って面白いかも。
お店に向かっている途中見かけた怪しくピンクにライトアップされた建物。
色がすごい。笑
その周りは割と落ち着いた雰囲気でした。
そうこうしている間にお店に到着!
今回はPoutinevilleというお店に来ました。
プーティン3種類とサラダを注文。
公園でたくさん歩き回ったので、お腹はぺこぺこです。
しばらくして待ちに待った料理が運ばれてきました。
ボリューミー!!
サラダも結構ボリュームがありました。
チキンが美味しかった!
プーティンもどれも美味しくて大満足!
お腹もものすごくいっぱいになりました。
モントリオールでの目的を1つ果たせて満足♡
友人2人は翌日までモントリオール滞在予定だったのですが、私はケベックシティに行く予定だったので一緒に過ごすのはこの日が最後に。
一緒に観光するのすごく楽しかったから寂しい~~。
別れを惜しみつつ、また会おうね、と言い合ってお別れ。
翌日からまた一人旅の再開です!
ケベックシティ編に続きます*°