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LIMITS digital art battle World Grand Prix 2018 に行ってきました!

 

今月12日・13日に行われた、

LIMITSの世界大会に行ってきました!

 

両日行ったのですが、本当に凄かった!!

行ってよかったです。

めちゃくちゃ面白かったしかっこよかった!!!

感動しました。鳥肌立ちっぱなし!

予想以上に面白いイベントだったので、

記録も兼ねてまとめておこうと思います^^

 

1日目と2日目の試合の動画はYoutubeに上がっていて全部見ることができるので

興味がある方はぜひ見てみてください☆.。.:*

こちらです^^

 


LIMITS World Grand Prix 2018 DAY1

 


LIMITS World Grand Prix 2018 DAY2

 

私もまた見直したいと思っていたのでYoutubeに上がっていて嬉しい。

LIMITSさんありがとうございます^^

 

LIMITSって?

 

LIMITSというイベントの事は、

Twitterか何かでたまたま目にして、

そこから公式サイトを見てどんなものかを知りました。

公式サイトはこちら。

limits.jp

 

アートバトルというのが初めて聞くものだったので、

面白そう!!と友達を誘って観戦に行くことに。

 

内容は、1 対1のバトル形式で、

試合開始直前に与えられたテーマに沿って、

PCと液晶タブレットを用い、

制限時間20分内に作品を創り上げるというもの。

アプリケーションは自分の好きなものを使えて、

素材の持ち込みもOK。

アイディア、スピード、テクニック、ビジュアルストーリーテリングの4つの観点から評価され、審査員の投票と会場や生放送で戦いを見ているオーディエンスの投票で勝敗が決まります。

制作過程も評価対象というのが面白いところ。

そしてその制作過程をリアルタイムで見れるというところにかなり惹かれました。

面白そうだし勉強になりそう!

 

今回は世界大会ということで、

日本大会を勝ち抜いてきたアーティストと、

海外アーティストの戦いで世界一を決めるというものでした。

優勝賞金はなんと500万円!

プロアマ問わず、実力さえあれば誰にでもチャンスがあるというのが夢があっていいなと思います。

 

1日目は各ブロックのトーナメント一回戦、合計8試合が行われ、

2日目はそれ以降決勝までのすべての試合が行われました。

 

私は2日目の指定席券を買ったのですが、

その券で1日目も入場できるとのことだったので、

両方見に行きました^^

 

1日目は自由席で、2日目は開場時間にチケットの整理番号順に入場し、

入場の際に座席番号のついたリストバンドが配られました。

 

1日目

早めに行く予定が遅くなってしまい、

着いた時には第1試合がもう始まっていました。

この日は全席自由席だったため、

既に会場の席はほぼ埋まっている状態。

前の方に行くと意外とちらほら空いている席があったので、

真ん中寄りの左側の、前から3列目あたりで見ていました。

 

ライブ会場みたいに照明がビカビカ光り、

音楽がドコドコ鳴っていて、

目の前の大きなスクリーンにはカウントダウンし続けるタイマー。

 

座った席のすぐ近くに液タブがセットされたステージがあり、

そこで出場されたアーティストの方が作品を創り上げていくのですが、

間近でずっとカメラマンさんに撮られている状況。

そして時々スタッフさんが経過時間を合図しに来る。

 

もう、見ているだけで緊張!笑

ものすごいプレッシャーと緊張感の中の真剣勝負。

しかも途中途中で、審査員の途中評価と、オーディエンスの評価も実況される。

私が出ているわけじゃないのにすごくどきどきしました。笑

 

しかしそんな状況でも、皆さん迷いなくものすごいスピードで手を動かされていて、本当に凄かった!!

一度も止まらない。

ずっと全速力で駆け抜ける感じ。

 

テーマはルーレットで選んだ2つの言葉をかけ合わせたもので、

毎回ランダムに決定されて、決まった直後に試合が始まります。

なのにみんな始まってすぐに迷うことなく描き始める。すごすぎる…!

頭の中は一体どうなってるんだろう…。

 

スピードも技術も画力も素晴らしく、終始圧倒されていました。

そしてびっくりしたのがアオガチョウさんの作品。

この方はLIMITS世界選手権の初代チャンピオンなのですが、

制作過程の魅せ方がすごかった!!

試合形式を生かして作品を魅せる、

観客を楽しませるのがすごく上手な方だなと思いました。

ビジュアルストーリーテリングがどういうことなのかがよくわかりました。

 

そしてそのアオガチョウさんの対戦相手のAKIさんも素晴らしかった!

ものすごいスピードでハイクオリティな絵を描かれていて、

どちらも素晴らしかったです。

結果はアオガチョウさんの勝利でしたが、AKIさんの作品もすごく好きでした^^

 

第7試合のAhmed Aldooriさんの作品も好きでした。

テーマはエネルギー+秘密で、

森の中で猿が何か見つけているような姿が描かれていたのですが、

後半で目線の先にバナナが出現。

あーそういうことかー!とみんな思ったようで、会場が湧きました。笑

実況の方も「おさるにバナナというのは世界共通なんですね」と仰ってましたが、本当にそうなんだなと思って面白かったです。笑

 

どの試合も本当に目が離せなくて、

どちらの画面を追っていいのかわからなくなるくらい。

青コーナーも見たいし赤コーナーも見たい!

両方同時に目で追えたらいいのに!

と思いながら画面に釘付けでした。笑

 

1試合の20分があっという間に感じられ、

感動している間に1日目が終了!

すごく面白くて2日目がより一層楽しみになりました^^

 

2日目

 

わくわくしながら会場へ。

電車に乗り遅れそうになり、

ものすごく急いで向かったのですが、

待ち合わせ時間を1時間間違えていました。。

着いてしばらく経ってから気付いた…。笑

 

早く着きすぎたので時間をつぶして、

開場時間少し前にヒカリエホールに行ったら、

もうすでに会場待ちの方の列が。

一番後ろに並んで待っていたら、

係りの方にチケットの整理番号を確認され、

整理番号順に並ぶよう誘導されました。

入場時にも番号が1つ1つ順番に呼ばれ、

しっかり番号順に入場し、

入場時に配られるリストバンドに座席番号が記載されていました。

 

2日目は指定席ということをすっかり忘れて並んでいたため、

友達と席が離れることに入場してから気づく。ごめん。笑

 

整理番号も14番目くらいだったので、

2日目の席は液タブが設置してあるステージ左側のすぐ横の列

一番前の右から2番目でした。

めっちゃ近い!

 

2日目はオープニングアクトがあり、

FEMMという女性2人組のアーティストがパフォーマンスしてくれました。

1日目からステージに立っていて、

アンドロイドのような動きが気になっていたお姉さん達。

モデルさんかな?と思っていたらアーティストの方でした。

 

 

マネキンのように運ばれて来て登場し、

音楽に合わせてアンドロイドのような動きでパフォーマンス。

動きが本当にアンドロイドみたいですごかった!

運ばれてくる時も本物のマネキンみたいに見えました。

首の動きとかすごい。

そして2人とも可愛くて細い。

あの衣装どうやって着るんだろう…着るのも脱ぐのも大変そうだな…とか

あのヒールで動き回るのすごいな…とか

つい考えてしまいました。笑

アートイベントらしいパフォーマンスですごく素敵だった!

かっこよかったです^^

 

2日目はどの試合もより一層ハイレベルな戦いで、益々目が離せなかった!

凄すぎてずっと鳥肌が立ちっぱなしでした。

この日もアオガチョウさんがすごかった。

第2試合のテーマ、花+再会の作品で泣きそうになりました。

審査員の方も仰っていましたが、

作品の制作過程が1つのショートフィルム作品みたいで素晴らしかった。

対戦相手のHirofumi Mochizukiさんのロボットとお花の作品も、

色合いがすごく好みで、素敵な作品でした^^

 

そしてjbstyle.さんの描き方がすごくて見入ってしまった。

あんな描き方があるのか!と衝撃。

独自のスタイルでかっこいい!!

また、準決勝の第2試合で、

対戦相手のAhmed Aldooriさんに機材トラブルが生じ、

タイマーを止めて復旧後再スタートとなった時に、

Ahmedさんがまた1からのスタートになったのを見て、

jbstyle.さんも途中まで描いていた作品を全て消し、

同じようにまた1からスタートされていました。

フェアプレー精神がめちゃくちゃかっこいい!

感動しました。

 

そしていよいよ決勝戦

日本代表アオガチョウさん VS LA代表Ahmed Aldooriさん。

テーマは自然+瞬間。

今度はアオガチョウさんにまさかの機材トラブルが。

LIMITSのルールでは試合開始後3分以内なら、タイマーを止めての対処となりますが、

今回は3分を過ぎていたためタイマーは止まらず…。

復旧後また1から追い上げるアオガチョウさん。

タイムロスがあったにも関わらず、時間内に作品を仕上げていてすごかった!

 

Ahmedさんの作品は森の中に佇んでいる女性が、

段々アオガチョウさんのように青い着物を身にまとった女性に。

Ahmedさんはこれまでの試合でも自分の姿を作品に取り入れたりしていて、

そういう遊び心が素敵だなと思いました^^

自分の姿を取り入れて描かれていた作品がこちら。

色使いや光の使い方が美しくて素敵。

毎回とても20分で描いたとは思えないクオリティの高い作品を創り上げられていて、感動しきりでした。

 

アオガチョウさんの作品は光り輝く星に見えていたものが

実は恐ろしい怪物の目だったり、

Ahmedさんの作品は大木に見えていたものが実は大蛇の首だったり、

両者ともにサプライズがあって素晴らしい作品でした。

決勝に相応しく、本当に甲乙付け難いハイレベルな戦い。

もうここまで来るとあとは好みの問題じゃないかなと思いました。

結果はなんと78 VS 79のわずか1ポイント差でAhmedさんの勝利!

本当にどちらが勝ってもおかしくない素晴らしい戦いでした☆.。.:*

 

アーティストってかっこいい!

2日間観戦して一番感じたのがこれでした。

本当にみなさんめちゃくちゃかっこよかった!!

絵を描く人をこんなにかっこいいと思ったのは初めてです。

今までは実際に描いている姿を見るという機会もなかったし、

色んな作品や制作過程を見てすごい!!って思ったことは沢山あったけど、

かっこいい!!って思ったのは初めてだった。

みなさん完全にヒーローでした。

あの緊張とプレッシャーの中、制限時間内に素晴らしい作品を創り上げる集中力と精神力は本当に心から尊敬します。

そしてたった20分でも、実力を磨くことであのクオリティのものが描けるんだ!というのを見せて頂き、私の中にあった枠を外してもらったように思います。

20分であそこまでクオリティの高いものが創れるなら、まだまだ努力すべきこと、できることが山ほどあるなと気が引き締まりました。

精進します。

 

見に行くまでは、素材の持ち込みOKということだったので、

素材を駆使して作品を仕上げる形になるのかな、と想像していたのですが、

実際行ってみるとハンドライティングで1から創り上げられる方がほとんどで、

そこにも衝撃を受けました。

審査員の方も画力と画力の戦いと表現されていましたが、

本当にその通りだったなと思います。

それまで自分の中に積み上げてきたものが試合で出せるんだなと感じました。

 

そしてステージ上で励ましあったり、ハグしたり、健闘を称え合ったり、アーティストの方たちのそういう姿も素敵でした^^

 

LIMITSを知った時は、私はプレッシャーに弱いし人前で描くの苦手だし出るなんて絶対無理だな~と思っていたのに、行ってみるといいなー!私も出たい!とつい思ってしまう不思議。笑

アーティストさん達が交流している姿がすごく素敵で私もあそこに混ざりたい!!と思いました。笑

今の私には到底無理ですが、こつこつ積み上げて実力を上げていつか出れたらいいな…!

頑張ろう。

 

そしてつい先日、LIMITS 2018世界チャンピオンのAhmedさんと、4位のREIQさんが企画されていたMeet Upにも参加してきたので、またそのことについても書きたいなと思っています^^