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逆転の桃太郎

今日車でラジオを聴いていたら

 
芥川龍之介の桃太郎が取り上げられていて
 
桃太郎が鬼退治に出かける一節が朗読で紹介されていました。
 
芥川龍之介の桃太郎があるなんて知らなかった!
 
善悪の立場が逆転した、ひねくれた桃太郎のお話でした。笑
 
ちょっと読んでみたい。笑
 
 
“この痛烈な風刺は、物事を色々な面から捉えることの大切さを教えてくれます“
 
とラジオでコメントされていて
 
確かになあと思いました。
 
 
桃太郎が悪い鬼をやっつけて
 
宝物を取り戻してみんなに返した
 
となってるけど
 
もしかしたら桃太郎が生まれる前に
 
鬼と人はみんな仲良く暮らしていて
 
だけど段々欲張りになった人たちが
 
鬼を島に追いやって
 
富を独占してしまって
 
それに怒った鬼たちが抗議をしにやってきて
 
それを収めるために
 
人は富の一部を分け与えて
 
無理やり鬼達を鬼ヶ島に帰らせたのに
 
鬼に宝物を奪われた
 
襲われた
 
と騒いで鬼を悪者にして
 
それを何も知らない桃太郎に吹き込んで
 
鬼退治に行かせたのかも
 
とか運転しながら考えてしまいました。笑
 
 
もしくは鬼ヶ島は資源が枯渇していて
 
食べ物も充分にまかなえず
 
成長期の子ども達を抱えたお父さん鬼が
 
止むに止まれず立ち上がったのかも…
 
とか。笑
 
どちらも描かれていないからわからないけど。
 
 
前に書いた
 
『犬も歩けば英語にあたる』
 
という本に紹介されていた物語でも
 
“物事はいつも見た通りとは限らない”
 
ということが書かれていました。
 
 
自分に見えているのは物事のごく一部の側面で
 
そう見えているからといって事実がその通りとは限らない。
 
冷静に客観的に色々な角度から物事を見るのは大事だなあと思います。
 
とは言っても全部を知れるわけではないから
 
最終的には自分で判断するしかないのですが。
 
 
芥川龍之介の桃太郎
 
図書館で探してみたけどなかったので
 
青空文庫で探してみます^^