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1ヶ月間北米とヨーロッパを旅した時のこと ー ボストン編① ー

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カナダを離れて大好きな友達に会いにアメリカのボストンへ*°

 

前回までのお話はこちら。

 

haruiroart.hateblo.jp

 

ボストン到着直後の空港でのトラブル

この時利用したのはカナダエア。

17:25発→18:40着で1時間15分のあっという間のフライトでした。

料金はCA$232.79。2万円ちょっとくらいです。

 

空港に着いたら友達が車で迎えに来てくれる予定だったので、友達に連絡。

そのあと預けていた荷物のピックアップに行きました。

ターンテーブルがたくさんあってどれかわからなかったので、係りの人に聞いて該当の場所に行ったのですが、いくら待っても私の荷物が出てこない。

まだかなー?と少し不安になりながらも待っていましたが、結局最後まで私の荷物は出てこず...。

 

なぜ!?ターンテーブル間違えたのかな??

 

困っていると、ケータイが鳴っているのに気付きました。

出てみると空港の方で、私の荷物を預かっているとのこと。

 

なんで??どういう状況?

 

ちょっと混乱しつつ係の人のところへ行くと、私の荷物がありました。

何度か電話をかけてくれていたのですが、私が気付かず中々出なかったので、「繋がってよかったよ」と言っていました。

 

その方によると、どうやらカナダエアの手違いでこんなことになってしまったよう。

特にのんびりしていたわけでもなく、普通に降りてきてすぐ荷物の受け取りに向かったのに、ないから変だと思ったんだよね...。

 

「カナダエアにクレーム入れた方がいいよ」とアドバイスされたので、ネットから送ろうと思っていたのですが、旅行中でばたばたしているうちに忘れて結局送りそびれた…。

 

ケータイはカナダのWINDという会社のをプリペイドで使っていて、カナダから出たら電波エリアの関係でもう使えないかなと思っていたのですが、ここではギリギリ使えました。

本当に電話が繋がってよかった…。

電話が圏外で繋がらなかったら荷物を受け取れなかったかもしれません。

 

カナダエアは大きい会社だし大丈夫かなと思っていましたが、全然でした。。

海外での飛行機移動にはトラブルが付きものですね。

荷物がカナダから届いてないとかじゃなくてよかった。

友達を大分待たせてしまったので申し訳なかったです。

でも無事会えて良かった!

かれこれ3年ぶりの再会でした。

 

彼女と知り合ったのは私が北海道の地方で管理栄養士をしていた頃、ALTとしてアメリカからやってきた彼女が、私の部屋の隣に越してきたのがきっかけ。

朝駐車場で会った時に

「初めまして。オリビアと言います。よろしくお願いします。」

と声をかけてくれたのです。

 

そこに住んでいた時は、他の住人と顔を合わせる機会もなかったし、挨拶したこともされたこともなかったので、そんな風に丁寧に挨拶してくれたのがすごく印象的で、良い人だなぁと思ったのでした。

しかもその時私は

(英語を話す外国人の女の子の友達が欲しい!!)

とすごく思っていたので、隣に越してきたと知ってめちゃくちゃ嬉しかったです。

 

(お友達になりたい!!)

と思った私は、英語と日本語でお手紙を書いて、自分の連絡先も書いて、隣の家のポストに入れました。

そしたらオリビアが連絡をくれて、そこからちょこちょこ遊ぶようになり、仲良くなったのです。

 

ハロウィンの時にアメリカのお菓子をもらったり、カップケーキの作り方教えてもらったり、一緒にホットサンド作ったり、みんなでパーティーしたり、楽しかったなあ*°

本当にいい子で大好きな友達です♡

ずっとまた会いたいなと思っていたのですが、今回ようやくそれを叶えることができました!

 

車に乗せてもらってお家へ向かうと、到着したのはめっちゃおしゃれなマンション!

部屋は2階まであって一軒家みたいにすごく広い。

リビングは吹き抜けでゆるやかに2階と繋がっている空間。

友達の部屋の中には立派なバスルームがついていました。

すごい!!

私は友達の部屋に泊まらせてもらうことに。

 

家の中はカナダと同じく玄関で靴を脱ぐスタイル。

アメリカでも雪が降るような寒い地域では、家の中で靴を脱いで過ごすスタイルのところも多いそうです。

とはいえ出かける前に部屋で靴履いてから、そのまま玄関に向かう、というのもあったりしたので、カナダや日本とはまたちょっと感覚が違うのかも。 

 

当時はちょうどアメリカ大統領選の前で、その話題でもちきりでした。

リビアママはヒラリー候補との2ショット写真を見せてくれました。

あとはサタデーナイトライブという番組があって、毎回それぞれの候補者の演説のパロディをやるそうで、Youtubeで見せてもらったのですが、モノマネのクオリティが高すぎてめっちゃ面白かったです。笑

面白かったからアメリカ以外の国にいた時にも見ようとしたのですが、国外では表示できませんというエラーが出て見られず。

国外での視聴はブロックされてるようです。

カナダでオリンピックの閉会式の映像見ようとした時も、日本国外では視聴できないと表示されて見れませんでした。 

そういうブロックがかかっているのは知らなかった。

海外に出てみて初めてわかることですね。

 

ハーバード大学

 

翌日はオリビアのお姉さんがハーバードで発表をするとのことで、みんなでハーバード大学に行きました。

リビアママはハーバード卒とのことで、案内してもらいました。

めちゃくちゃ頭いい...!!

今は弁護士をされているそう。

ママだけでなくオリビアパパはプリンストン卒。

お姉さんはここで考古学の発表をするとのこと。

リビアもマスター出てるしみんな頭良い…!

 

大学の敷地はとても広くて、建物がどれもおしゃれです。

 

ここは大学内の図書館で、タイタニック号の沈没で亡くなった卒業生の親が、本が好きだった彼を偲んで建設費を寄贈したことでできたんだそう。

そんなに昔からずっとある大学なんだなあと歴史を感じました。

こんなに立派な図書館を建てられるのもすごい。

 

ハーバード大学の中を歩いていると、不思議と自分も賢くなったような気分になりました。笑

触ったら頭が良くなると言われている像も触って写真も撮りました。

みんな触るからもうはげちゃってるし、多分汚いけどね、とオリビアママは言っていましたが 笑、観光客っぽいことはしておこうと思って(ˊᗜˋ*)

 

ここにも素敵な門がありました。

アイアンワークのデザインがおしゃれ~*°

 

ここもおしゃれでかっこいい建物でした。

 

綺麗な建物がたくさん。

この日も天気に恵まれていたので歩いていて気持ち良かったです。

 

一通り大学内を見て回った後、お姉さんの発表を見に行くご両親と別れて、私はオリビアに案内してもらって市内観光へ。

 

ハーバードっていう駅があるの知らなかった!

通りはたくさんの人で賑わっていました。

 

アメリカ最古の街ボストン

 

ボストンはアメリカで最も古い街で、ボストンやボストンがあるマサチューセッツ州は、アメリカ初というのも多い、と聞きました。

ハーバード大学アメリカ初の大学。

アメリカで初めて同性婚が認められたのもマサチューセッツ州だそうです。

 

こちらはビーコンヒルという高級住宅街。

レンガ造りのおしゃれな建物が並びます。

 

建物だけじゃなく街灯もおしゃれで素敵でした*°

良い雰囲気。

 

 

散策していると、路上で楽器のパフォーマンスをしている男性が目に留まりました。

よく見ると、色んな楽器が組み合わさっているオリジナルの楽器を器用に演奏している!!

 

 

一体これどうなってるんだろう…!

ごちゃごちゃと組み合わさっているように見えますが、ちゃんと音が鳴っています。

オリジナリティとクリエイティビティがすごい!!

面白かったです。

 

 

その後目に入ってきた印象的な建物はマサチューセッツ州会議事堂(Massachusetts State House)。

金色に輝くドームに目がいきます。ピカピカ!

 

観光客の道しるべ”フリーダムトレイル”

 

その後に訪れたのは、アメリカ初の公共公園、ボストンコモン(Boston Common, the Common)。

有名な観光スポットで、観光客もたくさんいました。

 

1634年にできた歴史ある公園です。

 

ボストンの舗道にはフリーダムトレイルという目印が敷かれていて、それを辿って行くと観光名所を巡れるようになっています。

その始まりがここボストンコモンでした。

わかりやすくて観光客にとても親切!

そしておしゃれ。

 

場所によって多少デザインが違いますが、私が通ったところは赤いレンガが敷かれていて、観光スポットにはこんな風にモチーフがはめ込まれていました。

これを辿りながら観光して回ることに。

 

ボストンコモンの次に訪れたのは旧市庁舎。

さらっと通りがかりに見ただけですが、おしゃれで雰囲気のある建物でした。 

 

次にやってきた教会のような建物は、オールドサウス集会場(Old South Meeting House)。

ボストン茶会事件の集会が行われたことで有名な建物です。

ボストン茶会事件は、当時イギリスの植民地だったアメリカの人たちが、イギリスの植民地政策に反発して、停泊していたイギリスの船に侵入して積んであった茶葉を箱ごと海に棄てたという事件だそうです。

英語ではBoston Tea Partyというらしく、なんでそんな楽しそうな名前なんだろう…と思ったら、その状況を見た植民地の人たちが「ボストンでティーパーティーを開いただけだ」と冗談を言ったことに由来するそうです。

のちにこの事件がアメリカ独立戦争に発展していくそう。

 

隣の建物もなんだかおしゃれで素敵だったので撮ってみました。

この写真を見るとどのくらい大きいかがわかりますね。

 

その次に訪れたのは旧州議事堂。

ボストン最古の建物だそうです。

 

左右のライオンとユニコーンのモチーフが印象的。

どちらもレプリカだそうです。

 

この建物のすぐそばには、ボストン虐殺事件のあった場所があり、マンホールのような円形の印があります。

この事件からアメリ独立運動につながっていったそう。

 

 

ここまで巡った先々でオリビアがそこがどういう場所なのか、歴史的背景を含め都度説明してくれました。

すらすらと説明してくれる姿にすごいなあと感心しきり。

もし逆に、海外から友達が日本を訪れた時に、自分が同じように説明して回れるかというと自信がない…。

自分の国のことをもっと勉強しなければいけないなと反省しました。。 

 

 

フリーダムトレイルはまだ続きます。

 

次にやってきたのはたくさんの人で賑わうクインシーマーケット(Quincy Market)。

どこからか歌声が聴こえてきて、人が集まっている方を見ると、中央の広場で少年がピアノの弾き語り路上ライブをしていました。

 

この少年がめちゃくちゃ歌が上手かった!!

ピアノマンを歌っていて、思わず聴き入ってしまいました。

堂々とパフォーマンスする姿が格好良くて、足を止める人も多かったです。

 

美味しすぎるシチリア発祥のスイーツ”カノーリ” 

その後はイタリアンタウンへ。

 

リビアがすごく美味しい!と教えてくれたカノーリというイタリアのお菓子を買いに行きました。

 

行ったのはMike's pastry。

有名なお店みたいで、店内には沢山の人がいて、レジにも行列ができていました。

人がいすぎてどこに列があるのかもわからないくらい。

商品が入っているショーケースも全然見えない。笑

でも親切なことに、壁の上にそれぞれのカノーリの写真と名前が描いてありました。

種類が沢山あって、どれも美味しそうで目移りしちゃう。

初めて食べるので結局スタンダードなチーズクリームのにしました。

 

近くにあった公園のような場所で、ベンチに座って食べたのですが、そのそばには馬に跨る勇ましい男性の像がありました。

アメリカ独立戦争の時に、伝令役として真夜中に馬を走らせ、植民地軍に警告して回ったそうです。

その時の雄姿が像として残されているよう。

 

アメリカの歴史を感じつつ、気になって仕方ないカノーリを味わうことに。

これがカノーリです。

 

パリッとした筒状の生地の中に、クリームがたっぷり!

パリパリの食感と濃厚なクリームがめっちゃ美味しい♡(°´ ˘ `°)

また食べたい♡

一瞬で大好きになりました。笑

ボストンに行ったら必食です。

 

調べたらカノーリはアメリカ発音で、イタリア語に近い発音だとカンノーリ、しかもそれは複数形で、単数だとカンノーロと言うそうです。

都内でもイタリアンレストランなどで食べられる場所があるようなので、近々行ってみようと思います*°

 

のんびり観光しているとなんだかんだでもう夕方。

 

そろそろ帰ろうか、とお家へ戻り、カノーリを食べてきたとオリビアが話すと、「え!あのお店に行ったのに買ってきてくれなかったの!?」とオリビアママ。

冗談で言ってるのかと思いきやちょっと本気で怒ってるっぽかった。笑

そのくらいみんな大好きなスイーツみたいです。

 確かにあの行列に並んで買うの大変だよなぁ…。

でもほんとにその価値があるくらい美味しかったです。

3年経っても忘れられない(*´︶`*)笑

 

翌日は魔女の街、セイラムへ行くことに。

次回に続きます*°