Always smile, always happy♡

北海道で生まれ育った私が日本国内で受けたカルチャーショック - 食べ物編 -

f:id:haruiroart:20180324002816j:plain

 

海外に行ってカルチャーショックを受けることは当たり前にあると思うのですが、

日本にいてもカルチャーショックを受けることが度々あります。

 

そしてその度に、こんなに小さな国なのに、ちょっと場所が変わるだけでこんなにも違うのか!と驚きます。

そしてそういう違いを知るのが面白くて好きです^^

 

私は去年本格的に関東に住み始めるまで、人生の大半を北海道で過ごしていたのですが、親戚が東北にいたりしたので小さい頃からカルチャーショックを受ける機会がありました。

 

今はテレビでも取り上げられたりしているので、そこまでギャップはないのかもしれませんが、私がショックを受けたことをまとめてみます。

今回は食べ物について。

 

1:お赤飯が甘くない

 

祖母が青森の田舎の方にいたので、小さい頃からお正月とお盆の年に2回、家族で行っていました。

お正月に行った時に、祖母に「ごはんとお赤飯どっちがいい?」と聞かれ、迷わず「お赤飯!」と即答した幼い私。

出てきたお赤飯を食べて衝撃を受けました。

「味がしない…おいしくない……」

色々な意味でショックでした。

 

(だからみんなお赤飯じゃなくて普通のごはんを選んでたのか…)

と他の親戚の答えを思い返して幼心に納得した記憶があります。

というのも私が小さい頃大好きだったお赤飯は、甘納豆が入っている甘いお赤飯だったのです。

そこにごま塩をかけて食べるのが大好きだったのですが、それは北海道仕様で、一般的なお赤飯は小豆の入ったおこわということをその時に初めて知りました。

ごはんの色も本来は小豆の色のようですが、北海道の場合甘納豆なので食紅でピンクにします。

慎重に入れないとすぐにどぎついピンクになるので注意が必要です。

 

f:id:haruiroart:20180331002426j:plain

ほんとにこのくらい激しい色になります。笑

 

そんなことを思い出したのが先日実家から荷物が送られてきた時。

母がもち米と甘納豆を送ってくれたので、久々にあのお赤飯が食べたくなって作ってみました。

 

f:id:haruiroart:20210208133406j:plain

 

左下が問題のお赤飯。

自分で食べるからいいかと思って色つけなかったので赤くないですが。

作り方は簡単で、炊飯器でもち米を炊いて、炊き上がったらその上に甘納豆を乗せて、少し蒸らしてから全体に混ぜれば出来上がりです。

 

f:id:haruiroart:20210208133429j:plain



 

そしてその上にごま塩をかけます。

甘さとしょっぱさのコラボレーションが最高です(*´︶`*)美味しい♡

すごく久々に食べたので懐かしかったです。

やっぱりお赤飯はこれじゃないと(ˊᗜˋ*)

 

ちなみにおかずは肉豆腐。

盛り付けと写真もうちょっと頑張ればよかった。笑

名前入りのお箸は妹から熊本のお土産にもらったもので、お茶碗は母から富士急のリサとガスパールタウンのお土産にもらいました。

このお茶碗内側がくっつかないようにぼこぼこしていて、とても機能的。

どちらも可愛くてお気に入りです(*´︶`*)

もち米と甘納豆ももらいものなので、もらいものだらけのご飯。笑

 

必須アイテムの甘納豆が見つからない

 

もち米まだあるのでまたお赤飯を作りたいのですが、甘納豆がどこに売ってるのかわからず困っています。

近くのスーパー何件か見ましたが、私がイメージする甘納豆が見つからず…。

お菓子コーナーに3色の豆が入った甘納豆のパックや、テトラパックに個包装されているものはあったのですが、金時豆の甘納豆がない。

小豆の甘納豆でもいいのですが、1種類の豆の甘納豆を見かけません。

北海道にいる時も甘納豆を買おうと思って探したことがなかったので、普通に売ってるものなのかどうかわからないのですが、ないと私の食べたいお赤飯が作れない…

 ネットで買うしかないのかなあ。

もしどこで売ってるかご存知の方がいらしたらぜひ教えてください。

近所のスーパー全部見ましたが見つけられず、困っていたら知人から北海道のアンテナショップで見かけたとの情報をもらいました。

行ってみたらありました!!

金時と小豆と白花の3種類の甘納豆が売っていました。

全部北海道の十勝産。

やっぱり北海道のものを扱っているところじゃないと売ってないみたいです。

 

2:茶碗蒸しに栗が入ってない

f:id:haruiroart:20180403220829j:plain

昔から茶碗蒸しが大好きで、小さい頃からよく食べていました。

そんなある時、茶碗蒸しの中に見つけた黄色い姿を栗だと思ってうきうきで食べたら

甘くない…美味しくない…

とすごく残念な気持ちになったことがありました。

なんだかデジャヴ。

食べたのは銀杏でした。

 

それまでずっと栗の甘露煮が入った茶碗蒸しばかり食べていたので、イメージしていた味とのギャップに衝撃を受けました。栗と銀杏だと食感も違うので余計に。

しかもそれまで銀杏を食べたこともなかったので、何これ…!という衝撃的な出会いでした。

その時に栗の甘露煮を入れるのは北海道の文化ということを知りました。

あんなに美味しいのに!!

私の中でえびと並んで好きな茶碗蒸しの具材です。

あと上に乗ってる三つ葉も好き(*´︶`*)

栗入りの茶碗蒸しは久しく食べていないので恋しいです。

調べたら北海道だけではなく東北の一部も栗の甘露煮を入れるようですね。

私が食べていた茶碗蒸しは茶碗蒸し自体は甘くなく、普通の出汁の味で、そこに甘い栗が入っているというものでした。

甘さとしょっぱさのコラボレーションが良いんです(*´︶`*)

 

3:豆パンが売ってない

これは去年東京で働き始めてから知った衝撃の事実でした。

お昼の休憩中に職場の人とパンの話になり、

「私豆パン好きなんですよね~」

と言ったところ

(え?)

っていう顔をされて、私も

えっ?(・_・))

ってなりました。笑

 

(え?豆パン知らないの?給食にも出てたのに??

あんぱん、クリームパン、メロンパンと並んでメジャーなパンなのに??

コンビニでもスーパーでもどこでも売ってるのに??)

と混乱する私。

これは本当に衝撃的だった!!

びっくりしすぎてFacebookに投稿したら、北海道の友達もみんな驚いていました。笑

そんな豆パンはこちら。

 

f:id:haruiroart:20210208133613j:plain

右上と左下がスタンダードな豆パンです。

金時豆の甘納豆が練り込まれています。 

 

その後よく考えてみたら、確かにこっちに来てからスーパーやコンビニ、パン屋さんでも見かけたことがない。

埼玉に住んでいた時に近くのスーパーに売っていて、一度買って食べたことがありましたが、それ以来見たことがありません。

しかもそのスーパーで買った時”新商品”っていうポップがついてて、

(なんで今更豆パンが新商品なんだろう?)

と疑問に思いながら買った覚えがあります。

あれはもしかしたらそれまでは取り扱っていなかったということだったのか!

 

調べてみたら北海道のご当地パンだということが発覚。

その後テレビでも取り上げられていたようでした。

tenki.jp

 

この記事にもあるように「豆パン」っていう種類だから、当たり前にどこにでもあるんだと思ってた!

大学の時に友達と豆パの会(豆パンパーティーの略)をしたくらい豆パン好きなので、びっくりしました。

ちなみにその時は色んなパン屋さんで10種類以上豆パン買って食べ比べしました。

好きと言っても毎日食べたいとかではなく、ふと思い出して食べたくなるような存在なのですが。

結構ボリュームあって1個食べたらしばらく食べなくても大丈夫という感じのパンです。笑

思い出したらまた久しぶりに食べたくなってきた。

そして上の記事でも甘納豆入りのお赤飯に触れられています。

 

Facebookでコメントをくれた友達によると、豆パンは青森と新潟にもあるようです。

青森は近いからわかるけど新潟は意外!

美味しいのでぜひ見かけたら食べてみてほしいです。

 

4:節分の豆まきがピーナッツじゃない

 

f:id:haruiroart:20180403235007j:plain

節分で殻つきの落花生をまくのは北海道だけというのを、大人になってから知ってかなりびっくりしました。

小さい頃からそれが当たり前だったので、何の疑いもなくずっと落花生を投げていました。

北海道では節分時期になると、スーパーで鬼のお面付きの殻つき落花生の大袋が売られるようになります。

当日は升に落花生を入れて準備。

みんなでお面をつけたお父さんに向かって殻つき落花生を投げます。

そして豆まきが終わったらみんなで落花生を拾って、殻を剥いて食べるというのが毎年の恒例行事でした。

小学校でも豆まきありましたが、その時も落花生だった気がする…。

本来は炒った大豆を投げるようですね。

その風習自体は知っていたように思いますが、どこか物語の中の話というように捉えていたのか私の中では現実味がなく、普通は落花生を投げると思っていました。笑

小さい頃は落花生だけじゃなく、祖母が持ってきてくれたキャンディー状に包装されたチョコレートも一緒にまいたりしてました。

四角いのじゃなくて銀色の紙に包まれた丸いやつ。

 

落花生は拾うのが楽だし、殻を剥けば食べられるし、当たった時の痛さもきっと落花生の方がマシなんじゃないかなーと思うので、おすすめです。笑

大豆撒いたことないのでわからないですが、小さいから隙間に入り込みやすそうだし、当たったら落花生よりも痛そうなので大変そうな感じがします。

落花生撒いてても忘れた頃にどこかの隙間から出てくることが時々ありましたが…笑

 

5:いももちとかぼちゃもち

f:id:haruiroart:20180405034549j:plain

 

小さい頃から普通に家で食べてたし、お祭りでも売ってるので何の疑いも持ってませんでしたが、北海道の食べ物だということを大学に入ってから知りました。

最近いももちはコンビニなどでも売ってたりするのでメジャーになったのかなと思うのですが、「かぼちゃもちもあるよ」と言ったら大抵「えっ?なにそれ?」と言われます。笑

でも確かにかぼちゃもちは家では食べるけどあまりお店で見かけたりはしないかも。

 

どっちも作り方は同じで、それぞれ加熱してつぶしたものに片栗粉を混ぜて成形して、焼いたり揚げたりしたものにたれを絡めるのが一般的です。

あとは汁物に入れたりもします。

北海道だといももちは大抵居酒屋のメニューにあって、大体中にチーズが入っていて揚げたものが出てきます。

美味しい(*´︶`*)

 

 6:ラーメンサラダ

 

f:id:haruiroart:20180405034636j:plain

北海道の居酒屋の定番メニューなのですが、前に関西の友達に知ってるか聞いたら「何それ??」と言われました。笑

 

冷やし中華とも違い、味付けはごまドレッシングです。

具材はミニトマト、きゅうり、ゆで卵、ささみ、レタスなどが多いかな。

ごまドレッシングとラーメンの麺が合って美味しい(*´︶`*)

コンビニでも売ってたりします。

 

まとめ

自分が普通だと思い込んでるものって全然普通じゃないんだなと色んな文化に触れる度に思います。

こういった文化の違いだけではなく、”自分の当り前”から外に出て、新しいものや人に出会うと、自分の中の思い込みに気付く機会も多くて面白いです。

そういう文化の違いや新しい視点を知るのは面白くてわくわくするので好きです^^

食べ物以外にも色々あるのでまたまとめてみようと思います。

 

食べ物編、思いつくままに書いてみましたが、この他にもまだたくさんありそう。

もし何かご存知の方がいたらぜひ教えてください(*´▽`)